いじめられてる子に対し、「嫌だってはっきり言いなよ!!」とか「いじめる側なんか無視しなよ!!」という人はよくいるけど、嫌だと言えとかいじめる側を無視しろというのは、場合によっては呪いの言葉だと思う。もちろん、言う側はいじめられてる子のためを思って言ってるかもしれないけど、言われる側はかえって追い詰められてしまう事もある。嫌だと言ったり無視したりするという方法は必ずしも効果がある方法ではない事はいじめられてる子が一番よく知ってる。大分前に、いじめる側を無視してたらいじめる側がいじめをやめたという話を新聞で読んだ事があるから、嫌だと言ったり無視したりする事でいじめる側がいじめをやめるケースは0ではないけど、嫌だと言ったり無視したりして解決したケースなんてごくまれなんじゃないの!?嫌だと言ったり無視したりすれば解決するなんて、ほぼ嘘っぱちだと思う。嫌だと言ったり無視したりして解決できるなら苦労しない。いじめ事件がニュースや新聞で報じられて、被害内容を聞いたり読んだりしてると、こんな目に遭わされたら嫌だと言ったり無視したりしたぐらいじゃ解決できるわけないと思う事がよくある。やっぱり、寮があるフリースクールがあったらいいかもしれない。不登校になってもいじめる側に呼び出されたり家に押し掛けられる事が続いたら家も安全とはいえない。もちろん、いじめが理由で家族と暮らせなくなるなんて納得いかない子も多いかもしれない。被害者をただ避難させるだけじゃなくて、いじめる側を更生しなければいけない。身の安全が保証されて、財産を脅かされる事なく勉強したり遊んだりする権利はもちろん、身の安全が保証されて、財産を脅かされる事なく家族と暮らす権利があるから、いじめる側を更生して被害者が再び家族と暮らせるようにしなければいけないと思う。