孤独のグルメじゃなくて…

孤独の駄菓子屋とでも言おうか…成人してから駄菓子屋にちょくちょく行ってた時期があった。なぜなら、子供時代は駄菓子屋に行くと嫌な目に遭う事が多かった。本当に食べたいお菓子を買って、買ったお菓子を勝手に取られたり、一方的に交換させられたりしないで安心して食べるという当たり前の事が子供時代はできなかった事が多かった。友達でも力関係が生じてしまう事があるよね!?それで、友達との関係は付き合ってるというより支配されてる状態だった。自分と同じお菓子を買う事を強要する子もいたし、逆に変な風にオリジナリティーを主張する子もいて、自分と同じお菓子を買う事を許してくれない子もいた。友達と同じお菓子を買う事を強要される事も嫌だけど、友達と同じお菓子を買う事許してもらえない事も嫌だよね。友達が選んだお菓子を見て「あれ!?そんなお菓子もあったんだ。美味しそう…自分も食べたい…。」と思う時だってあるのに、買う事許してもらえない事も辛かった。そして、食べたいお菓子を買えたとしても、買った後に一緒に食べてると、友達の手がにゅっと出て、自分が買ったお菓子を勝手に取られて、友達の口に合わなかったお菓子を押し付けられた事もあった。しかも、押し付けられたお菓子は自分の口にも合わなかったり…。本当に食べたいお菓子を買って、勝手に取られたり、一方的に交換させられたりしないで安心して食べるという当たり前の事が子供時代はめったにできなかった。それで、成人してから子供に混じって駄菓子屋に入って食べたいお菓子を買って食べるという事を思い付いた。もちろん、成人すると一緒に駄菓子屋に行きたがる友達なんているわけない。でも、この際1人でもいいやと思って、子供に混じって食べたいお菓子を買って、誰にも邪魔されずに食べたら、すごく美味しくて感動してしまった。これは、子供時代から友達と対等に付き合えて、友達に支配された事がない人にはわかりにくいかも!?