私の家には、かつて電話機が2つあった。親機と子機で2つあった。自分の部屋に子機が置かれた時は嬉しかったけど、恐ろしいトラブルがよく起きてた。なんと、通話中に勝手に電話が切れてしまう事があって、相手によっては電話が勝手に切れてしまうと言ってもなかなか信じてくれなかった。姉に話したら、顔にボタンが当たって切れちゃったりしてるんじゃないかと言われて、顔にボタンが当たらないように意識しても電話が勝手に切れてしまうから、どうしたらいいかわからなくなった。すると、友達がこんな事言ってた。子機で通話してる時に近所で電話線の工事をやってたりすると、勝手に電話が切れてしまう事は割とよくあると言ってた。それで、電話が勝手に切れてしまう事を信じてくれなかった人にその事を説明して、なんとか濡れ衣を晴らす事ができた。今でこそ、携帯電話を持っててメールもできるけど、当時は携帯電話は持ってなかったし、電話機の子機が便利なのか不便なのかわからなくなった。携帯電話を持ってなかった時は安心して子機を使えなかった。