小学校低学年の時、音楽の授業で新しく習った曲を1人で歌うように指名された時、何故か私は泣いてしまった。もちろん、音楽の授業で新しく習った曲を1人で歌うように指示される事は普通の事だ。(罰で歌うように言われたわけではないし)さぞかし、教師とクラスメートは「歌う事を泣いてまで拒否するなんて、なんてわがままなんだ!?」と思っただろうね。でも、私は何故泣いてしまったのか自分でもわからなかった。その時は何故泣いてしまったのか自分でもわからなかった。でも、今思えば思い当たる事がたくさんある。クラスメートや登校班の子にいじめられてたし、何故か知らない子からもいじめられる事はあったし、教師は些細な事でもすぐ怒ったり体罰を振るう虐待教師で、怒るネタや体罰を振るうネタを常に嗅ぎ回ってる感じだったし、家にいても父にプロレスごっこに付き合わされたりして、反撃すると逆ギレされてしまうので、やられっぱなしでなければいけないという理不尽な事だらけ。だから、常に思い詰めてて、思い詰めてない時なんてなかったといっても大げさじゃなかった。思い詰めてる時に指名されて、たまたまその時に爆発してしまったんじゃないかと思う。それに、1人で歌う事に恐怖も感じた。宿題を忘れて、それこそ罰で歌を歌うように言われた事があったけど、なんと同じミスしたのに最後まで歌った後、席に座らせてもらえた子と、途中でやめさせられて立たされてしまう子がいた事があった。宿題を忘れる事は良くないけど、一体何を基準に最後まで歌って席に座らせてもらえる子と途中でやめさせられて立たされてしまう子に振り分けられてるのかわからなかった。途中でやめさせられて立たされてしまった子はみじめだ。歌い出した瞬間に担任がいきなり伴奏をやめてしまい、クラスメートがどっと笑いだして、その挙げ句に立たされてしまうのだから。それで、私はどっちになるのかとびくびくしてたら、やっぱり途中でやめさせられて立たされてしまった。音楽の授業で新しく習った曲を1人で歌うように指名された時に泣いてしまったのは、その時の事が甦ってしまったのも原因だと思う。(¬_¬)