私が住んでる街には

中学校が結構たくさんあるけど、そのうちの2校は90年代の終わり頃に制服を廃止した。制服を廃止したという事は、髪型も基本的に自由になっただろうな。でも、今でこそ自由な学校になってても、かつては理不尽で細かすぎる校則があっただろうな。制服が強制されてただけではなく、カバンも指定品で、靴は白いスニーカーとか靴下は白いスクールソックスじゃなきゃダメとか、髪型の決まりも厳しかっただろうな。私の世代だと、男子は前髪は眉毛にかからないとか横は耳にかからないとか後ろは詰め襟にかからないとされてて、女子は前髪は男子と同じく眉毛にかからないとか横と後ろは肩にかからないとか肩にかかったら、縛らなきゃダメで髪を縛るゴムも色は黒か紺色か茶色じゃなきゃダメだった。恐らく、今でこそ制服すら廃止した中学校もかつてはそんな決まりがあったと思う。なので、校則が厳しかった時にその中学校に通ってた人たちは、自分の出身校が制服すら廃止して、すごく自由な学校になったのを知った時は、どんな気持ちになったやら…。私なら、理不尽な校則を守る事を強要した学校側に謝罪してもらいたくなるね。ちなみに、私の出身校だって制服は強制されてるけど、制服以外は自由になったみたい。髪型は、長くても縛ってない子が多いどころか、ゴムは明るい色のを使ってる子が多く、しかもシュシュを使ってる子も多い。もちろん、シュシュも明るい色のを使ってる子が多い。そして、カバンも自由で靴下も白いスクールソックスの子はあまり見かけないし、明るい色の靴下を履いてる子が多くて、地味な色の靴下を履いてる子がいても、紺色のハイソックスだったり、靴も明るい色のスニーカーを履いてる子が多くて、革靴を履いてる子もいる。革靴なんて、私の世代は禁止だったよ。革靴を履く子は高校生か、中学生で革靴を履く子は私立に通ってる子しかいなかった。それにしても、管理教育ってなかなかなくならないね。憲法でも子供の権利条約でも子供には好きな髪型にする権利や好きな服を着る権利は認められてるのにね。もし、管理教育がなくなったら、日本史とかで管理教育があった事を習うようになるのかな?