私は中２の時、保健委員会に入ってた。液体石鹸の補充の仕事をやってたけど、学校でよく使われる液体石鹸は、学校によってアメールソープとかシャボネットとかアルボースとかアルボー水とか呼び名が違うんだよね。私の出身校ではアメールソープという呼び名だったけど、アメールソープの補充の仕事は過酷だった。仕事自体は簡単だけど、私の場合はアメールソープの補充の仕事はいじめの原因になってしまってた。まず、アメールソープの補充の仕事はみんなが掃除する時間にやる仕事だから、アメールソープの補充の仕事がある日は掃除に参加できないから「掃除サボったでしょ！！」とか「掃除サボっただろ！！」とか言われてクラスメートにいじめられてしまう。私が「今日は委員会の仕事があったから」と言ってもクラスメートは聞く耳を持たない。担任に何度もこの事を相談したけど、結局解決しなかった。そして、異性のトイレにも入って補充しなきゃいけないけど、いじめられてない子でも学生にとっては異性のトイレに入る事は抵抗あるよね。いじめられてる子にとっては尚更の事だ。仕事だからと割りきって異性のトイレに出入りした事もあったけど、同級生が通りかかって、「やらしい」とか「変態」とか言われてからかわれて、これはこれで困った。補充用の容器を持ってるし、仕事だという事は見ればわかるだろうに…と思った。そして、先輩のクラスがある校舎に行く事は、まるで暗黒街に行くような気分だった。ヤクザのようないじめっ子の先輩がいて、その先輩がトイレ掃除してたりすると絡まれて、補充用の容器を奪われそうになったりして邪魔された。(´>д<`;;)保健委員会の顧問の教師は、「アメールソープを切らしてしまったら学校中が不衛生になってしまう」と言ってたし、私だって学校の衛生を保つ事は大事だとはわかってるけど、あまりにも壮絶ないじめを受けるようになってしまった事で、壮絶ないじめを受けてまでやらなきゃいけないという事に違和感を感じるようになってしまった。先輩の校舎で補充しようとすると先輩に邪魔される事は、先輩の担任に何度も言ったけど、これも解決しなかったし。結局、アメールソープの補充の仕事は限られた場所でしかできなくなってしまった。同級生や先輩が来ない場所では女子トイレも男子トイレも補充できたけど、同級生が通る場所は女子トイレしか入れなくなって、先輩のクラスがある校舎には行けなくなった。アメールソープの補充ができてない事がバレたら、頭ごなしに怒られるかと思うとビクビクしてた。「いじめの原因になってしまうのでできません」と言っても「それでもやりなさい！！」と言われるかと思うとゾッとする。私を叱責するよりいじめる側を叱れよ！！と願うばかりだった。アメールソープの補充の仕事がいじめの原因にならない方法があるとしたら、保健委員会の子にやらせるのをやめてトイレ掃除当番の子にやらせるのはどうだろうか！？そうすれば、保健委員会の子は掃除に参加できるから「掃除サボったでしょ！！」とか「掃除サボっただろ！！」とか言われたりしないで済むし、異性のトイレに入らなくて済むし、先輩の校舎のトイレにも入らなくて済むし、トイレ掃除当番の子にやらせれば、曜日にこだわらないでアメールソープが残り少なくなった時に補充すればいいし。アメールソープの補充の仕事は保健委員会の子よりトイレ掃除当番の子がやるべきでは！？
