プロのスポーツ界でのパワハラといえば…

これがパワハラと言われなかったのは狂気としか思えない事がある。それは、忘れもしない野村克也氏が監督に就任すると必ず選手にブラック校則みたいな頭髪規制を守らせてた事。まあ、ヤクルトの監督に就任してからしばらくは、どのチームも頭髪規制はあまり緩くなかったみたいだから、最初から選手の頭髪にうるさかったわけではなかったみたいだったけど、1996年に急に地毛の茶髪でも黒く染める事を強要するようになった。確か、パワハラという言葉が普及したのは2000年以降で、90年代はまだパワハラという言葉はなかったけど、どう考えてもパワハラでしょ。でも、パワハラという言葉が普及してからも監督に就任してた。しかし、地毛でも黒く染める事を強要する事をパワハラという人はいなかったみたいだね。今、思い出しても怖いよ。野村克也氏は髪色に酷い偏見があって、「茶髪の選手がいて試合で負けた時に茶髪の選手のせいみたいな気がする」とほざいてたけど、それならブラック校則がなくならないのは野村克也氏が選手の髪色にうるさすぎた事が絶対に原因の1つだと思う。確かに、野村克也氏は現役時代にものすごく活躍して、監督に就任すればチームを優勝させた事が結構あるけど、現役時代にどんなに活躍しても、監督に就任したチームを優勝させても、パワハラは許されないと思う。ブラック校則みたいな決まりを守らせる人なんか、せいぜい解説者でもやってればいいと思う。指導者に就任させるのはやめてほしい。