小４の時と高学年の時に、担任と顔を合わせる度に「お前暗いぞ。少しは明るくなれ。」と言われてた子がいた。(どっちも女子)でも、私はそれを見る度に、暗いのはそんなにいけない事なのかな？と思ってた。でも、「暗いのはいけない事ですか？」と訊く勇気も持てなかった。暗いのと明るいのとでは明るいほうがいいかもしれないけど、暗いのは個人の問題ではなく、何か原因があっての事だと思う。それに、明るく振る舞う事をただ強要されても明るくなれない。明るく振る舞う事をただ強要されて明るくなれたら苦労しない。ちなみに、小４の時に暗いだの明るくなれだのと言われてた子は、私にはカッコ良く見えてた。暗いのではなく、“孤高の人”(?)に見えてた。でも、高学年の時に暗いだの明るくなれだのと言われてた子は大変そうだった。ちょっと天然な感じはあったけど、勉強も運動もできるほうだったし、見た目もきれいなほうだった。でも、その子は大きな弱点があった。食べ物の好き嫌いがすごく多くて、給食はほとんど毎日残してたし、ほとんどの日は残す量も多かった。ほとんどの日は担任は目をつぶってたけど、たまに気まぐれでも起こしたみたいに怒る時があって、そういう時はクラスメートも担任に便乗してしまってた。その子は、何かトラウマがあっていろんな物が食べられなくなったらしい。あまり聞き取れなかったけど、嫌な事があっていろんな物が食べられなくなったとクラスメートに話してるのを見た事があるけど、クラスメートは「そんなの忘れちゃえばいいじゃない」とほざいてた。本人は忘れられないから苦しんでたのに。これじゃ、明るくなれるわけない。それに、暗く見える子がいても教師は暗いだの明るくなれだのと言ってはいけないと思う。クラスメートもその子の事を暗い暗いと言うようになってしまい、はっきり言って逆効果だ。
