給食は完食するに越した事はないけど

給食を残しがちな子って、すごく少ないよね。私の経験では小学校中学年までは、毎日のように給食を残す子は私しかいなくて肩身が狭かった。小学校高学年になると、私以外にもう1人毎日のように給食を残す子がいて、思わずちょっと喜んでしまった。ああ、良かった…私と同じ弱点を持った子がいる…これで、怒られる時も1人じゃない…そう思ったのは言うまでもない。ところが、私とその子も毎日のように給食を残してたにも関わらず、一緒に先生に怒られた事がない!!ほとんどの日は2人とも残してたのに。普通に考えたら一緒に怒られると思うじゃない。でも、なぜかその子は給食を残す事をすんなり許されて私だけ怒られたり、かと思えば逆に私は給食を残す事をすんなり許されて、その子だけ怒られたりして、これはこれでわけがわからなかった。一緒に怒られても怖くないから、どっちか片方を許して、もう片方を咎めたのだろうか!?今でも理解に苦しむね。でも、先生よりクラスメートのほうが理不尽だった。私を取り囲んで無理やり食べさせたりしてたくせに、その子に手を下して無理やり食べさせる事はなかった。一体、私が給食を残すのとその子が給食を残すのとでは、どこが違ったんだろう?でも、やっぱり先生が1番わけがわからなかったね。なぜなら、ほとんどの場合は給食を残しても怒らないのに、なぜかたまに怒る時があった。いつもは、残しても怒らないのに、なんで今日はダメなんだろう!?と思ったのは言うまでもない。いつもは、残しても怒らないのに気まぐれみたいにたまに怒るのってどうよ!?と思う。それに、給食を残した子が2人いても、2人同時に咎めないという事は、もし毎日のように給食を残す子がもっとたくさんいたらどう対処したんだろう?